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ドッグスポーツを被写体に、寄りにこだわった写真とノリのいいムービーを撮ってます。

JKC 大阪ブロックアジリティー競技会 2010/1/10 ⑨

・ティモ


今回のJP2度コースは、走る側は大変だったでしょうけど、撮る側としてはなかなかいい感じでした。検分も上手くいき撮影ノリも非常によろしく(犬のドライブのように、撮り手にもテンションによって撮影リズムにノル、ノレないがあったりしますので)、 さらに光の具合がグッド。 やっぱ冬場真昼の太陽はいいですね! 犬写真に理想的な適度なコントラストを作ってくれますので。













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(ちょっぴりトリミング)








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今までの追記シリーズを読み返してみたのですが、



かなり大切なことが抜けてる部分、あり、ですね(汗) 

今回はアジリティー競技の『各障害を飛んでる犬について、障害ごとに個別に撮影する』ことを基本に話を展開してきましたので、それ以前の『普通に走る犬の撮影』での基本とか、大前提とか、そういうのをすっ飛ばしてます。 
また、アジリティー撮影と一口に言っても、何も障害を飛んでる瞬間だけがアジリティー写真ではないですから、シーケンスをこなす姿とか、旋回中の急ターンの瞬間だとか、スタート前の緊張の表情とか、ゴールした直後の満足そうな顔だとか、いろいろ人によって狙いたい、撮りたいシーンというのは違います。

その辺につきましては、各々が撮りたい方向性を選んでいただくとして、この追記シリーズでは、感性面ではなく、技術面を中心に話を展開してることをご理解いただければと思います。












さて、まず『これは盲点だった!』と反省してるのが『AFモードの設定』です。

触れるのを忘れてて、しかも、ここの設定次第では親指AFはせずに今までどおりの撮影操作でOKな部分もかなりありました(汗)



ニコンを例にとると、

①AF-S
②AF-C
③AF-A

と、3つのAFモードがあります。(各社だいたい似たものだと思います) 

①は一般的なAFモードで、被写体にピントが合うと、ピピっと合焦音が鳴って、その時点でAFが固定されます。半押しのままカメラを動かしてもピントは固定されたまま。

②は常に被写体に合わせて連続的にAFが駆動し続けるモードで、動く被写体を追いかけながら撮る場合に使います。合焦してもピントは当然固定されず、カメラ被写体から動かすと、ピントは背景へ抜ける(アウトフォーカス)。

③は①と②とカメラが状況を自動的に判断して切り替えるモード。まず使いません。




メーカーによって呼び名は異なりますが、『コンティニアスAFサーボ(AF-C)』とか『AIサーボAF』とか『C-AF』とか、 ともかく、半押し中、連続的に常にピントを合わせ続ける②のモードが、犬を撮る場合の基本設定となります。だから、置きピンをした時に、一旦シャッターボタンを離して、再びシャッターを切る際に半押しを通過するので、その微妙な瞬間でもAFが動いてピントがずれる→AFは親指のみにしましょう、という話をしました。


①は何故ダメなのか。②も何故親指AFにしないとダメなのは何故か。

この件は私がド素人の頃にこのブログで悩みを書いておりますが、まあ、そういうことです(笑) これを読めば何故AFのフォーカスポイントは中央1点固定がよいのか、もわかります。



しかしながら、です。



何箇所も連続的に障害を狙うわけじゃなく、AF追随撮影を挟むわけでもなく、ハードルやタイヤなど単独でパチパチ撮れたらいいだけなんだけど・・・てなレベルの場合は、①で全然OKです!これは盲点でした(汗) 難しく、慣れない設定にしなくとも、AF-S (ワンショットAF)で十分ですね。

例えば、ハードルの場合、バーにピピっとピントを合わせそのままカメラを少し上にずらして構図を整え、半押しのまま待ち受け、犬が来たらシャッターを押し込む。これで十分です。AF-Sの場合半押しで合焦したらAFは固定されるので、一旦シャッターボタンから指を離さなくても、そのまま半押し→押し込む、で全然OKでした(笑)
まずはこれで慣れていただいて、もっと上を目指そうと思ったら、親指AFを練習してみる、でも良いですね。失礼しました。





あと、抜けてたこととして、アジ以外にも犬を撮る際の基本

・『なるべく犬目線で』


犬の写真は犬の目線までカメラを下げて撮るのがベストです。 ですからプロでも地面に腹ばいになったり、寝転んで撮ってる訳ですね。 でも会場ではそこまで出来ないとしても、せめて膝立ちくらいになってカメラ位置を下げましょう。 高い位置からAFで追いかけると、地面にAFが抜ける確率も高くなります。
私は折り畳み椅子に座って撮ってます。カメラの高さも丁度周囲のグリーンネットの上あたりに来ますので♪

















今まで書いてきた方法を実戦してみたけど、おいおい!全然無理やないかい! どうやってそれを実行するんだ! って疑問が出ることは大いに予想されます。 私も同じようにつまずいて、悩んできましたから(笑)


事例を見て行きましょうか。




Q.『犬の走るスピードが速すぎるんですが


 A.ですね・・・。  慣れましょう。
  (スモールの1度なら比較的穏やかですので、そこから始めるように。 間違ってもイキナリ3度はダメYO)





Q.『むこう向きにジャンプするのでお尻しか撮れません


 A.素直に正面に移動しましょう。(お尻フェチな方以外は)






Q.『せっかくいいポイントを見つけて待っているのに、ちっとも犬が走ってきません


 A.ドボンする前を狙いましょう。
難しい(いやらしい)コースの場合は、どの組もほぼ同じところでドボン(失格)してますので、一早くそれを察知して、そのドボンポイントよりも前の障害で撮りましょう。






Q.『置きピンして待ち受けるんだけど、犬が走ってくるのが見えないんですけど

 
 A.なるほど、確かにそんな構図も多いです。 特に真横からだと右目でファインダーを覗くと、右から走ってきたのを視認しながら撮るのはほぼ無理。ファインダーで見えたときにシャッターを切っても全然遅いですから、固定フレーミングなら勘で押すよりないです(笑) 何組か犬のタイミングを見ていれば少しは予測がつくようになるし、走って来る足音でもなんとなく雰囲気がつかめます。 
  予測が苦手な方は、カメラを振るやり方もあります。障害に置きピンし、その前の障害を飛んでるあたりからファインダー越しに犬を見て追いかけはじめます。ピントは狙った障害なので、犬はボケボケではありますが、犬だとわかる程度です。ファインダーで犬を追いかけながら、置きピンポイントに来た時点でシャッターを切る。目で見てからでは遅いので、右目でファインダー越しに犬を見て、左目で障害を見ながらタイミングを計る、両目でしっかり見ることです。 
流し撮りの場合にこの方法で撮りますが、止め写しの場合も、カメラを犬に合わせてフォロースルーするほうが被写体ブレを軽減でき、いいですよ。


 



Q.『バーにピントが合いません

 
 A.確かにこれは切実です。 白赤青のバーの場合、白にはなかなかピントが合わないことが多いです。真っ白いタイヤも同様・・・。 これはメーカー、機種を問わずコントラストの低い被写体に弱いAF機構の特徴ですので、どうしようもありません。 なるべく色の付いた部分を狙うようにしましょう。





Q.『何度撮っても犬がピンボケ気味になります


 A.失敗した時には、何が原因なのかをしっかり検証します。 まずピンボケなのか、ブレなのか、これを見極めることが重要。複合の場合もありますので(最悪(爆))、とにかくしっかり原因究明をしましょう。自分でどうしてもわからい場合は画像をブログなどに上げて、撮影情報(絞り・シャッター速度・ISOなど)を添えて、人に見てもらうのも手です。アジリティーの犬は『1/2000秒でも被写体ブレします』ので、ピンボケかと思ったらブレだった、ってこともありますよ。




その他、何かご質問があれば、どうぞ、お気軽にコメント下さい。
私をはじめ、ドッグスポーツ撮りの御大・aruさん&アプロさんがお答えくださることと思います(笑)

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  1. 2010/01/20(水) 00:58:34|
  2. AF-S VR Nikkor ED 300mm F2.8G
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

お久しぶりです。

お久しぶりです。
最近の追記シリーズ、楽しく読ませてもらってます^^
私もアジ撮りの時には(AF-C)はほとんど使わないですね~
特にハードルやタイヤなんかだと、書いておられるように、
AF-S (ワンショットAF)で大体間に合いますしね^^
まあ私の使ってるオリのE-3だと(AF-C)にすると
連写能力が低下するってのもあるんですが(笑)
  1. 2010/01/20(水) 20:50:18 |
  2. URL |
  3. 源之助 #ywqbpD8Y
  4. [ 編集]

置きピンは意外と難しいです。
特に428を開放付近で撮る場合は深度が5~10cm位しか無い(アップで撮る場合)のでAFの方が確率が高いです。私の場合はカメラ頼りですので(笑)置きピンで一番上手く行くのがロングジャンプを斜め後ろから撮る場合、AFだとどうしてもお尻にピントが来てしまうので一番遠くの板?に置きピンして後姿を撮るこれ上手くいきます。

最近はアジ撮ってないです。
  1. 2010/01/20(水) 23:19:21 |
  2. URL |
  3. しゅっぽっぽ #NS68E/QU
  4. [ 編集]

v-281源之助さん v-281

どうも、御無沙汰しております~。
エントリー機を使った場合を想定して書いてるつもりだったのですが、やはり自分の常識を抜くことが出来てませんね(汗)風景でも動体でもAF-Cで親指設定にしたまま変更することがない私ですので(笑)
E-3のAF-C設計は残念な感じですが(笑)ワンショットAFだとキヤノン並の速さとニコン以上の正確さがあるのが武器ですよね。ニコンなって、バーの白い部分は何度やってもAFがピクっとも動かないことが多々あり、です。



v-281しゅっぽっぽさん v-281

428にAPS-Hだとそりゃ~激薄でしょうね~、ピント。 下手すると鼻ピンになって微妙に目がボケるレベルでしょう?
一応このシリーズはエントリー機でも撮る事ができますよ、というのを前提にしておりますので、置きピン&単写を中心に書いてます。
でも実際は私もカメラ頼み!AFで連写が中心です。 D80では無理でしたが、D300ならなんとか。
ロングジャンプの後姿ですかぁ。 私はお尻フェチではないので(笑)前からが中心ですが、そいう柔らかい頭で構図の発想をするのも大事ですね・・・今後はもっと勉強します(汗)
  1. 2010/01/21(木) 10:48:53 |
  2. URL |
  3. まーく40 #pA.9IcXk
  4. [ 編集]

ありがとうございます!
MARKさんの写真を見ると必ずハッとする表情があって、親馬鹿ですがウルッときます。
ビデオでは解らない目の輝きや脚の流れや毛のなびき方もみんなみんなうっとりです。
カメラ講座、読んでます。
解らない言葉もありますが、素人の私にも目から鱗のアドバイスがあったりして良いです。
写真ありがとうございます。大切にします。(使わせていただきます)
  1. 2010/01/21(木) 13:16:03 |
  2. URL |
  3. ルナママ #e6mArcUg
  4. [ 編集]

v-281ルナママさん v-281

こちらこそ~、そんな嬉しいお言葉をいただけると、遠征する甲斐があったと、嬉しく思います。
本当に、こればかりは私も自分でも感動するというか、何といいますか、正に『一瞬』を切り取る写真の世界って、すごいなぁと思います。
ティモは尻尾も飾り毛も立派ですね、こうして写真で見ると。目はルナの鋭さが好きかな~、やっぱり(笑)

  1. 2010/01/22(金) 00:18:57 |
  2. URL |
  3. まーく40 #pA.9IcXk
  4. [ 編集]

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